Dell Inspiron15 Firmwareの書き換え無限地獄
第11世代のCorei5を積んだInspironですが、Firmware(BIOS)の書き換えが始まって100%になるも、失敗し再度0%から。これを何時間やっても繰り返すというので、お客様がもってこられました。
電源ボタンを長押しで、再起動させても同じ症状なので、内臓バッテリーを外すことにしました。裏ブタを外さないとアクセスできません。BIOSのクリヤーもしたかったのですが、CMOS電池が見つかりません。M.2のSSDはNVMeですが、非常に小さいもの(2230)がカバーの下に隠れていました。データだけでも取り出したいというので、外付けのケースに入れて教室のパソコンにつなげてみるとなんとBitlockerで保護されていて開くことができません。48桁の数字を入力しろとでます。自分で設定はしていないというので、最初からそうだったのか、セキュリティ高めで他の人にデータを盗まれないいいんですが、こういうトラブル時にデータの取り出しができなくなります。
バッテリーをもどして、再度起動させるとFirmwareの更新がまた始まりました。今度は更新終了後立ち上がり、無事に元の画面に復旧することができました。
ネットでは同じようにFirmwareの更新に失敗して起動しない事例がいくつもあったので、Dellの問題だと思われます。このような症状に陥った場合は内臓のバッテリーも外して放電させてから再起動をしてみると良いと思います。