Firmwareの更新で直るもの
最近の修理でFirmwareの更新で不具合が直るものが多かったのでメモしておきます。
まずFujitsu製のCorei7第10世代の新し目のノートパソコン。Fanが高回転で回ってとても熱くなるという症状でした。分解してFan周りの清掃(それほど汚れていませんでした)、グリスの塗り替えを実施しましたが、HWinfoのセンサー情報をみるとCPUの温度が90℃を超えていて、赤文字になっているところが何か所もありました。設定からWindows Updateへいきます。Windowsの更新は最新になっています。
![設定からWindows Updateへの写真](https://almightykitaurawa.opal.ne.jp/wp3/wp-content/uploads/ca37d9b365534ce5b7476ede533903c7-1024x714.png)
![詳細オプションにドライバやファームウェアの更新がある](https://almightykitaurawa.opal.ne.jp/wp3/wp-content/uploads/348bb65a446d3b66b5f054ab90fec23b-1024x859.png)
詳細オプションの中のオプション更新プログラムを開いてみるとFujitsuのFirmwareの更新というのがありました。これをあてはめると再起動後にしばらく更新画面になって電源を切ってはいけないという画面になります。その後起動するとそれまで高回転で回っていたFanが静かになり、温度も40℃~50℃と落ち着いて赤字もなくなりました。Firmwareというのは昔でいうBIOSというもので、Windows起動前の基本的なデバイスを制御するソフトウェアです。
また、次の不具合はHPのノートパソコンで、これも最近の機種です。タッチパッドが使えないという症状でした。これもメーカーに修理に出して交換してもらったけど、最初は使えていたけど、また使えなくなったということでした。
Windowsのアップデートで周辺機器に不具合がでたのでしょう。HPは対応のためにFirmwareの更新を用意していました。これも上記のところから更新を実行して無事に使えるようになりました。