Toshiba Dynabook NX76/KPK 快適化

今回お客様より預かったのは12.1インチのコンパクトなDynabook。この機種は2009年頃発売のCore 2 Duo SU9400 1.4GHz搭載のWindows7です。もうサポートされていないOSなのでネットなどにはつないでいないようですが、起動に時間がかかります。メモリはオンボードが2GBで2GB増量されて4GBです。

SSDにしてメモリを増やしてOSはWindows10にするという目標にします。SSDはいつものCrucial BX500 240GBにしました。クローンを作り始めると47%あたりからずっと3時間たっても進みません。これはHDDに不具合があるかもと取り出してCrystalDiskInfoで調べると黄色の警告が出ていました。

クローンは諦めました。メモリを外付けの2GBを4GBに交換し、6GBに増やしておきます。メモリの最大容量は4GBとネットで出ていましたが、6GBでちゃんと認識できました。SSDを新規に入れてWindows10をインストールします。プロダクトキーは裏面にWindows7のがありますので、これでアクティベイトできます。

無事に完了。必要であろうアプリをインストールし、Windowsのアップデートを済ませておきます。古いHDDからデータを取り出せるか教室のパソコンにつけて一応CHKDSKをかけてから開いてみました。管理者権限をあてるのに随分と時間がかかりましたが、無事に開けたので個人データを移行することができました。

快適に動きはしますが、CPUがなんとも非力です。更新中にも100%の使用率で温度は90℃を超えます。CPUグリスを塗りなおして、Fan廻りの清掃も済ませていますが、Fanが全力で回りますね。落ち着けば50℃程度になることもあります、文書作成やネットサーフィン程度の日常の使用には耐えられるでしょう。