iPod touch 6th gen 液晶・バッテリー交換顛末

お客様が画面の割れたiPod touch 6th をお持ちになった。直らなくてもいいからというので、初めて挑戦することにしました。

画面はAmazonで購入。2週間位かかりました。中国からです。

分解動画は結構出ていますので、何回も観て事前学習しました。ホームボタン周辺の接着が強いので薄い金属製のへらを差し込んで少しづつねじ込んでいきます。それから周辺のツメを外していきます。結構時間がかかります。

無事に開けたら、金属プレートの周辺のネジを外します。画面の接続部分は2か所ありますが、基板の裏側にあるので大変です。開けすぎると底と基板をつないでいるフレキシケーブルが外れてしまいます。これがなかなかつけるのが難しい。完全に解体してしまえばよかったのかもしれません。無線のケーブルも外れました。

何とかつけられたので、バッテリーも交換することにしました。脱着には半田ゴテが必要です。これもなんとかクリアして、いざ全部を閉じるときに悲劇が起こります。

力を入れすぎたのか、画面を閉じるときにLCDを割ってしまいました。表面のデジタイザーは大丈夫でしたが、中でなんかバキッという嫌な音がしました。純正でない画面は脆いように感じます。

そこでヤフオクで第5世代のアクティベーションロックがかかって起動できないやつを安く落札できたので、その画面と交換。ホームボタンもそのまま移植しました。 互換性があるという動画があったのでこの方が純正でしっかりしていると思いました。

結果は蓋がきちんと閉まりきらない、その結果ホームボタンが少し奥まってしまったこと、それから電源ボタンが効かない。もうボロボロの結果になりました。もしかしたら、底と基板をつないでいる小さなフレキシケーブルが外れているか、損傷しているかもしれません。

中途半端な開封は失敗のもとです。しっかりと完全分解して組み上げていくことが大切だと思いました。

このあと自分用にiPod Classicを中古で安く購入しました。このままでも十分使えますが、のちにSD化とバッテリー交換しようと思っています。